本学の学部と修士課程と博士課程とは?
学部・修士課程・博士課程
「芸術棟」という建物では、主に美術と音楽の学部学生、修士課程の院生、博士課程の院生、そして研究生が、日々演奏や研究に励んでいます。それぞれ、どのような大学生活を送っているのかを見てみましょう。
学部
「音楽グループ」を選択した学生は、声楽・合唱、鍵盤楽器、器楽・合奏、作曲・指揮、音楽学、音楽科教育学の専門的な授業を受け、音楽に関する幅広い実技力と知識・考え方を身につけることができます。3回生からはゼミに所属し、自分の選択した領域の研究及び実技を深めていきます。ゼミでは卒業論文の執筆の指導を受けることになります。
修士課程
修士課程では、大学卒業と同時に進学してきたストレートマスターと呼ばれる人たちと、教員の研修制度を利用して学ぶ現職マスター、または教職以外の経歴を持つ人たちが、共に学び合っています。専門の授業とともに、5月頃からは、指導教員のもとで、修士論文の執筆に向けた研究を進めていくことになります。なかには本格的な演奏活動を行っている院生もおり、学部学生に、良い刺激を与えてくれています。
博士課程
兵庫教育大学と、上越教育大学、鳴門教育大学、岡山大学教育学部、滋賀大学、岐阜大学の6大学で、連合大学院が構成されています。この大学院の特色は「教育実践学」を探究するという点にあり、教育の理論と実践を架橋する専門的な研究が進められています。博士課程で学ぶ院生は、自分の専門分野を深め、学会発表や論文執筆などを活発に行っています。